ミャンマーの挨拶の文化とは?

こんにちは。

本記事では、ミャンマーでの「挨拶」の文化について紹介します。

ミャンマーでは、おはようございます・こんにちは・こんばんは、の全て「ミンガラバ(Mingalabar)」という挨拶です。

ミャンマーでは挨拶は重要で、親しさを表すアクションの1つです。

「ミンガラバ(Mingalabar)」という意味は、”相手の幸せや良いことを願う”という意味が込められています。言葉自体がポシティブで穏やかなニュアンスがあり、相手に幸せや良いことが訪れることを願う言葉です。

ミャンマーに滞在していると毎朝の挨拶で「ミンがラバー」と挨拶をするのが習慣になる人が多いと思いますが、実はそういった意味も込められ、波動も高い言葉の1つです。

また、ミャンマーの挨拶では、手を合わせることもあります。
手を合わせて挨拶をする行為は、相手に対する敬意を表す手段であり、年長者や尊敬される人々に対して手を合わせます。

特に仏教徒がほとんどですので、仏教寺院やパゴダに行くとお辞儀する人も多いです。

挨拶では日本と同様に、手を合わせて軽く頭を下げることもあります。

ミャンマーでは、「ミンガラバー」よりも多く使われる挨拶があります。
それは「サーピーピーラー」(ご飯食べた?)が挨拶の1つでもあります。
特に田舎では、ミンガラバー(こんにちは)よりも、ご飯食べた?が挨拶代わりになります。

もしご飯を食べていなかったら、その人の自宅に案内されご飯が提供されることもあります。笑

ミャンマーには仏教的な価値観も根強く、「ご飯を食べていない=お腹が空いている」という認識を持たれることが多く、お腹いっぱいになるまで提供されることがほとんどです。

歴史的に貧しかった時代もあるので、お腹いっぱい食べさせてあげることが良いこととされています。

ミャンマーの挨拶は単なる言葉のやり取りだけではなく、尊敬と親しみを表す重要な文化です。「ご飯食べた?」が挨拶の1つであるように、挨拶がただの行為ではなく、人々とのつながりと慈悲を大切にするミャンマー文化の一環になっています。