特定技能ビルクリーニング候補者が日本へ入国

5月29日(月)にビルクリーニング候補者21名が、ついに日本へ到着しました!
全体で50名を超える人数なので、3ヶ月にわたって入国を予定しています。

本プロジェクトは、私自身が設立当初から管理者として携わっているJMTS/Toshin Japanese Language & Training Schoolでの約10ヶ月にわたるプロジェクトです。

本プロジェクトは、ビルクリーニングというホテルの客室清掃の業種を特定技能として受け入れます。

プロジェクトが始まったのは2022年8月です。

2022年8月初旬 :ミャンマー国内での募集&スクリーニング300名
2022年8月下旬 :企業の採用ご担当者様が学校にお越しくださり採用面接
2022年9月〜10月:特定技能試験を受けるための試験対策トレーニング
2022年10月下旬 :ビルクリーニング特定技能試験@大阪
2022年12月   :全員合格し、在留資格申請手続き
2022年1~5月  :パスポート発行、ミャンマー国内手続き、COE取得、ビザ取得など
2022年4月~6月 :日本へ入国

という流れです。

職種ビルクリーニングを日本で採用するための条件は、

・JLPT N4
・特定技能試験

の2つの資格が必要です。

2023年現在、特定技能試験は、介護・外食・農業のみとなっているため、ビルクリーニングで特定技能を採用する場合は、周辺国か日本へ試験を受けるための渡航が必要です。

今回は、日本で試験を受けることになり、日本まで短期商用ビザにて渡航し、試験受験をしました。

ミャンマーで内定者を確定後、試験対策・トレーニングを行い、在ミャンマー日本大使館にて短期滞在ビザを取得します。

試験合格後から約半年間で在留資格(COE)とビザを取得することができ、バンコク経由で日本へ行きます。

出発の日は、人数も多いので、私自身も生徒たちとバンコクまで見送り、日本からもバンコクまで担当の方が迎えにきてくださいました。

安全に渡航ができるように、送り出し機関としても、受入企業様としても候補者のサポートを行います。

出発前から、語学トレーニングだけでなく、企業様と連携をとり、生徒たちが安心して新しい環境での生活をスタートできるように準備をしてきました。

今週からはいよいよ仕事が始まります。

日本での生活に慣れ、言葉や文化の違いを乗り越えながら、会社にとっても候補者本人にとってもプラスの機会になってほしいと思います。

日本で新たな一歩を踏み出したビルクリーニング候補者21名の活躍が私個人としてもとても楽しみです。

到着後は、早速受入企業様から食事をご馳走していただいたり、近くのショッピングセンターに行ったり、楽しんでいたようです。

私個人としても、ミャンマーからできる限りのサポートをさせていただきたいと思います。